ぼくゼロ 学校無償プロジェクト

【ぼくゼロ 学校無償上映プロジェクト】

Musubi Productionsでは、中学生、高校生のみなさんが、差別偏見を持たずに自分らしく生きる大切さを考えていただくきっかけになるように、『ぼくが性別「ゼロ」に戻るとき〜空と木の実の9年間〜』を42分に短くした動画を中学/高校で無償で上映する「学校プロジェクト」を行なっております。

詳細はこちら 自主上映会のお願い(学校無償上映プロジェクト)

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今月、このプロジェクトを利用して、愛媛県の西条市立丹原東中学校で全校生徒に向けた42分版の上映が行われます。

担当の先生にいくつか質問をさせていただきましたので、ご紹介します。

(学校名の公開、質問回答の公開はご了承いただいております)

質問1:上映を行うことになったきっかけはなんですか?

本校では平成26年から性的マイノリティに関する人権学習に取り組んでいます。その取組の中で、本校の教員がNHKの番組で視聴して知っていたことや、映画祭で映画を実際に見た知人からこの映画の話を聞いたことなどがきっかけで、インターネットで検索し、申し込ませていただきました。

質問2:上映を行う目的と、それによって得られる効果はどのようなことですか?

本校では知識を学ぶだけでなく、当事者から学ぶことを大切にして学習に取り組んできました(年に一回の県内のLGBTセンターへの訪問、講演会の実施など)。今回、NHKの番組で、小林さんや小林さんの周囲の人々の生き方・考え方を、ほんの一部ではありますが見せていただき、ぜひ、生徒や保護者にも知ってもらいたいと考えました。(新型コロナウイルス感染症の影響で、参観日としての実施が出来なくなったため、保護者の参加はなくなってしまいました。)

学校の授業だけでは知ることのできない、当事者や周囲の人々の胸の内に触れることで、誰にも言えず悩みを抱えているかもしれない生徒の救いとなったり、今まで学んできたものをより深める手助けになったりするのではないかと考えています。

質問3:どのような授業で本作品を取り扱うのでしょうか?

本校では、年間を通して、「人権・同和教育年間指導計画」の中に性的マイノリティに関する人権学習を位置付けています。その学習の一環として取り扱うこととさせていただきます。

とても丁寧に、真摯にお答えいただきまして、ありがとうございます。上映後のご感想なども、またご紹介してまいります。

今回はコロナの影響で、授業参観ではなく生徒さんだけの視聴になりますが、ぜひ、親御さんにも、機会があれば、ご覧いただきたいと思います。

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7月24日より『ぼくが性別「ゼロ」に戻るとき〜空と木の実の9年間〜』UPLINK渋谷にて劇場公開がスタートします。

ぜひ、ご家族でご来場いただければと思います。

(Musubi Productions 広報)


#ぼくゼロ #性別ゼロ #空と木の実 #空雅

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